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中学生の投資学
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第4回 日本人が甘い理由@

 みなさんは、問題の先送りっていう言葉を知っていますか??
多分、ニュースとかで、一度は聞いたことがあると思います。
テレビとかで、結論が出ずに、この問題は、次の通常国会まで先送りをすることになった、というようなニュースで、良く聞く言葉です。
これって良いことなのでしょうか、悪いことなのでしょうか??
当然、良くないことですよね。
よく、時間が解決してくれる、なんてことも言いますが、それって単に忘れているだけか、他の人が解決してくれたかのどちらかでしょう。
先送りとは、本来決定しなければならない権限を持つ人が、決定し切れない、つまり、判断できないということで、最低の行為だと、私は思います。

 問題は、先送りにすることにより、解決できるものではありません。
例え、忘れても、必ず問題は蒸し返します。
また、全く関係の無い他人に解決を望むなんてことは、無責任この上ないことです。
それなのに、日本では、日常茶飯時に、先送りをしています。
先送りというのは、放置するのと同じです。
問題というものは、放置すればする程、大きくなって、最終的には手がつけられなくなるものです。
問題は、早め早めの処理が大事なのです。

 それなのに、どうして日本人は、こうも先送りをするのか。
みなさんは、不思議に思いませんか。
実は、これこそが、日本人が甘いと言わざるを得ない原因なのです。
みなさんは、今、死の恐怖を感じていますか。
飢えの恐怖を感じていますか。

感じていないでしょう。
今の日本では、普通に生活していれば、飢えたり、死んだりすることはありません。
ですから、日本人の考え方の前提は、「正」です。
正負の「正」です。
まぁ、「生」と置き換えても良いのですが、つまり、基本的には生きていける国ということです。
ところが、他の多くの国々は、違います。
死や飢えの恐怖と、日々戦って生きている人が非常に多いのです。
そういう人たちは、生きようという努力をしなければ、死が待っているだけです。
ですから、これらの人の考え方の前提は「負(死)」ということになるのです。

 前提が「正」と「負」では、どう違うのかと思われるかもしれませんが、全く違います。
何もしなくても生きられるのであれば、目前の問題点を放置しても、何とかなると考えてしまいます。
ところが、何もしなければ死ぬしかないというのであれば、目前の問題点を何とか解決しようとするはずです。
この違いが、真剣勝負の世界では、雲泥の差を引き起こすのです。
この続きは、また、次回に・・・・。


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