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中学生の投資学
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第6回 強過ぎる権利意識と無くした義務感

 現状の日本を知るということから始めているのですが、「しょーもない」と思っている方も多いでしょう。
もうちょっと面白く書ければ良いのですが、なんせ現実というものは、しょーもないものですから、我慢して付き合って下さい。

 今回からは、具体的な日本の現状に入ります。
現状を理解するには、まず、問題点を知ることが一番だと思いますので、暫くは問題点の羅列になりますが、全て後々必要となることですので、飛ばさないで下さいね。

 今の日本社会をダメにしているのは、強過ぎる権利意識と、弱まった義務感です。
みなさんは、日々、権利の主張をしていませんか??
権利の主張をすることは、悪いことではありません。
しかし、権利の裏にある義務というものを意識していますか??
あなたは権利を主張するときに、あなたの義務を果たしていますか??どうでしょうか。

 権利というのはどういうものか、細かく説明していては、これだけで1ヶ月は経過してしまいますので、今回は省きますが、その裏にある義務というのはどういうものか、みなさんは知っていますか。
義務というのは、簡単に言えば、他人の権利を尊重することです。
自分の権利ばかりを主張して、義務を無視したらどうなるかわかりますか。
義務を無視するということは、他人の権利を尊重しないことです。
ですから、こういう社会では、自分の権利が擁護されることはありません。
考えてみてください。
みんながみんな自分の権利を主張して、義務を無視する社会になればどうなるかを。
みんなが義務を無視するというのは、みんなが他人の権利を擁護しないということです。
権利というのは、他人に擁護されて、始めて意味があるものです。
それが無くなるのですから、権利というもの自体に意味が無くなってしまうのです。

 今の日本では、義務感を喪失した上で、権利を主張する人が多過ぎます。
強過ぎる権利は、他の人の権利を奪って成り立っていることを理解しなければなりません。
社会はゼロサムゲームと説明したように、権利についてもゼロサムゲームです。
例えば、あなたが生存権を主張して、生活保護を受けるとします。
あなたは、当然の権利として受け止めます。
しかし、あなたが受け取るお金は、一体、どこから出てきているのでしょうか。
それは、当然、他の人が支払う税金で賄われています。
あなたが生活保護を受けなければ、当然、その分の税金は不要だったはずです。
これを考えれば、あなたの生活保護で受け取るお金は、他の人のお金を奪って与えられている、つまりお金を使うという権利を奪って与えられているものなのです。
あなたが病気やケガで、本当に働けないのなら、生活保護は必要なことです。
しかし、働けるのに働かない、年金を払っていなかったのでお金が無い、などの理由で生活保護を受けるのは、果たして本当に擁護しなければならない権利なのでしょうか。

 人は、自分の権利を守るために、他人の権利を擁護しなければなりません。
他人の権利を擁護することこそ、自分の権利を守ることに繋がるのです。


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