| 第7回 治安の悪化 |
治安大国日本は、昔の話です。 今の日本の治安は、地に堕ちています。 世界的には、ニューヨークよりも治安が悪いと言われており、そのことを知らないのは日本人だけです。 どうして日本の治安が、これほどまでに悪化したのか、みなさんは知っていますか?? その原因の一つは、前回説明した強過ぎる権利意識にあるのです。 治安というものは、自由と反比例します。 自由を認めすぎると治安が悪くなり、自由を認めなくすると治安が良くなります。 自由を認めながら、治安を良くする方法は、絶対にありません。 これはどういうことなのか。 具体的に説明しますと、警察は、法律を具体的に援用して、犯罪の予防及び取り締まりに努めます。 その中で問題になるのは、犯罪になるのか、ならないのかわからない、いわゆるグレーゾーンと呼ばれるものです。 犯罪は、完全に白黒がつくものではありません。 例えば、脅迫罪というのがありますが、これは、被害者が脅迫されたと感じただけで罪となります。 つまり、普通の会話の中で、ちょっと高圧的な発言をし、相手が脅迫されたと思えば、脅迫罪が成立する訳です。 高圧的な発言の全てを取り締まれば、脅迫的な言動をする人は激減するでしょうが、表現の自由という観点からは、かなり制限されることになってしまいます。 逆に、表現の自由を盾にして、高圧的な言動を認めれば、脅迫的言動で、相手の行動を制限しようとする者が、後を絶たなくなるでしょう。 わかりますか。 ですから、治安維持と自由擁護は両立しないのです。 また、今の日本は、世界的に犯罪者から喜ばれる国になっています。 それは、外国人の目から見れば、無防備に大金を持ち歩いているカモがウヨウヨいると見えるからです。 その上、日本の刑罰は、過去の高いモラルに支えられていた頃の名残で、非常に甘いものです。 外国人から見れば、日本で1週間、ドロボウなり、強盗なりをして、母国に帰れば、遊んで暮らせるだけの稼ぎがあるのです。 また、万が一捕まっても、自国よりも刑罰が軽いのですから、これほどやりたい放題の国は無いということです。 更に、日本は少年犯罪に対しては、非常に甘い国です。 多少犯罪をしても、直ぐに弁護士が出てきて、仮釈放されます。 また、ちょっときつく取り調べれば、人権問題などとぬかして、大問題にします。 私が警察官をしていた頃思ったのは、弁護士は正義の味方では無く、金持ちの味方だということです。 また、弁護士は、犯罪者の罪をごまかすのが商売だと思いました。 以前にも申し上げたように、問題は小さいうちに摘み取るべきです。 非行も、小さいうちに摘み取るべきなのです。 しかし、それを邪魔しているのが、少年法であったり、弁護士であったりしているのです。 われわれは日本人ですから、このままずーっとこの日本に住み続けなければなりません。 しかし、今や、自分の生命や財産は、警察だけでは守り切れないのが現実です。 安全は無料という考えは過去の遺物と化し、安全は金で買うものとなっています。 日本は、自分の命を守るためには、金を支払わなければならない国に成り下がっていることを、知らなければなりません。 |
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