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中学生の投資学
☆☆これから社会に出る子供たちのための投資講座☆☆



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第13回  第一窟「仕事」

 みなさんも、学校を卒業すれば、会社なりに就職しますよね。
プ〜でい続けることは無いですよね。
フリーターになるにしても、どこかに雇われることになるはずです。
そして、その仕事から得る所得が、生活の基礎を形作ることになるのは、間違いないはずです。
日本で生きるためには、どうしても仕事から得る所得を中心に考え、この窟をいかに掘るかを考えなければなりません。

 そこで、仕事から得る所得を増やすためにはどうしたら良いか、みなさん、わかりますか。
それは、会社に就職した場合は、同僚から一歩抜け出せば良いのです。
どうやって抜け出すのか、その方法は、それ程難しいことではありません。
同僚との間で、差別化を行えば良い訳です。
差別化がわからない??
そうですか、それなら簡単に説明しますと、他の同僚が持ち合わせていない、あなたの特技や趣味を仕事に生かすことです。
また、そのようなものが無い人は、差別化できるようなものを身につけることです。

 例えば、個人的な経験で恐縮ですが、私は、法学部を出て、情報通信会社に就職しました。
同僚は、全て理系学部の出身で、パソコン等の知識については、全く太刀打ちできませんでした。
それでも、私は、その会社でかなりの評価を受けました。
それは、法学部出身という特技を生かしたからです。
私は営業企画に配属されましたが、やはり技術的に深いレベルは理解できませんでした。
その代わり、法学部出身ということで、契約関係を一手に引き受けました。
当然、企業ですから法務部があるのですが、そこに持ち込むまでの案件を処理したのです。
また、絵を描く特技もありましたので、広告宣伝も任されました。
営業という仕事を、法務と広告宣伝の両方からサポートすることにより、不足している専門知識を補えた訳です。

 ところで、受験のときに、こういうことを言われた記憶はありませんか。
得意科目より、不得意科目を勉強しろと。
得意科目で5点上げるのは、至難の業です。
なぜなら、得点できる上昇余地が少ないからです。
いくら勉強しても、上値は限られているのです。
逆に不得意科目で10点上げるのは、簡単です。
上昇余地が大きいからです。
勉強するのは面白くないでしょうが、我慢してやるだけの価値はあるのです。

 仕事も、実は同じなのです。
楽しい、やりたい仕事では、なかなか評価されません。
それは、競争相手のレベルが高いからです。
しかし、他の仕事に就いた場合、自分の能力を発揮する機会を、自分で探して発揮すれば、普通以上に評価されるのです。
私自身、さほど大学で勉強していなかったですから、法務部に配属されていては、全く評価されていなかったと思います。
他の部員よりも劣っていたでしょう。
しかし、私はパソコンを持っていたという理由だけで、人手不足の営業企画部に配属されました。
そこで法務の知識を生かしたから、普通以上の評価がされたのだと思います。

 このようなことから、私は、自分の特技の王道を歩むのではなく、脇道で特技を生かした方が評価されると思っています。
評価されることこそが、窟を深く掘ることだと思います。
評価されていれば、リストラされることも無いでしょうし、会社が倒産したときに、転職するのも有利です。
好きな仕事に就けないからと言って、諦めてはいけません。
今の仕事で、自分の好きなことができるように、工夫するのです。

私は、このようにして、窟を掘りました。
みなさんは、どのようにして窟を掘るのでしょうか。


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