| 第13回 第一窟「仕事」 |
みなさんも、学校を卒業すれば、会社なりに就職しますよね。 プ〜でい続けることは無いですよね。 フリーターになるにしても、どこかに雇われることになるはずです。 そして、その仕事から得る所得が、生活の基礎を形作ることになるのは、間違いないはずです。 日本で生きるためには、どうしても仕事から得る所得を中心に考え、この窟をいかに掘るかを考えなければなりません。 そこで、仕事から得る所得を増やすためにはどうしたら良いか、みなさん、わかりますか。 それは、会社に就職した場合は、同僚から一歩抜け出せば良いのです。 どうやって抜け出すのか、その方法は、それ程難しいことではありません。 同僚との間で、差別化を行えば良い訳です。 差別化がわからない?? そうですか、それなら簡単に説明しますと、他の同僚が持ち合わせていない、あなたの特技や趣味を仕事に生かすことです。 また、そのようなものが無い人は、差別化できるようなものを身につけることです。 例えば、個人的な経験で恐縮ですが、私は、法学部を出て、情報通信会社に就職しました。 同僚は、全て理系学部の出身で、パソコン等の知識については、全く太刀打ちできませんでした。 それでも、私は、その会社でかなりの評価を受けました。 それは、法学部出身という特技を生かしたからです。 私は営業企画に配属されましたが、やはり技術的に深いレベルは理解できませんでした。 その代わり、法学部出身ということで、契約関係を一手に引き受けました。 当然、企業ですから法務部があるのですが、そこに持ち込むまでの案件を処理したのです。 また、絵を描く特技もありましたので、広告宣伝も任されました。 営業という仕事を、法務と広告宣伝の両方からサポートすることにより、不足している専門知識を補えた訳です。 ところで、受験のときに、こういうことを言われた記憶はありませんか。 得意科目より、不得意科目を勉強しろと。 得意科目で5点上げるのは、至難の業です。 なぜなら、得点できる上昇余地が少ないからです。 いくら勉強しても、上値は限られているのです。 逆に不得意科目で10点上げるのは、簡単です。 上昇余地が大きいからです。 勉強するのは面白くないでしょうが、我慢してやるだけの価値はあるのです。 仕事も、実は同じなのです。 楽しい、やりたい仕事では、なかなか評価されません。 それは、競争相手のレベルが高いからです。 しかし、他の仕事に就いた場合、自分の能力を発揮する機会を、自分で探して発揮すれば、普通以上に評価されるのです。 私自身、さほど大学で勉強していなかったですから、法務部に配属されていては、全く評価されていなかったと思います。 他の部員よりも劣っていたでしょう。 しかし、私はパソコンを持っていたという理由だけで、人手不足の営業企画部に配属されました。 そこで法務の知識を生かしたから、普通以上の評価がされたのだと思います。 このようなことから、私は、自分の特技の王道を歩むのではなく、脇道で特技を生かした方が評価されると思っています。 評価されることこそが、窟を深く掘ることだと思います。 評価されていれば、リストラされることも無いでしょうし、会社が倒産したときに、転職するのも有利です。 好きな仕事に就けないからと言って、諦めてはいけません。 今の仕事で、自分の好きなことができるように、工夫するのです。 私は、このようにして、窟を掘りました。 みなさんは、どのようにして窟を掘るのでしょうか。 |
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