アクセス解析CGI

中学生の投資学
☆☆これから社会に出る子供たちのための投資講座☆☆



トップページへ戻る

コーナートップへ戻る


第20回 土地の認識

 おかね、金に引き続いて、今回は、土地がテーマです。
みなさんは、土地の値段がどれくらいか知っていますか??
場所によって違うのは当たり前です。
都市部では、1坪数百万円もするようなところがありますが、田舎の方に行けば、1坪数千円というところもあります。
さて、そこで、資産運用としての土地について考え見ましょう。

 土地の値段と言うのは、どうして決まるか知っていますか。
まず、土地の売買というものは、オークションと同じです。
それは、土地については、全く同じと言うものは存在しないからです。
近隣の土地とか、同じような条件の土地というものはたくさん存在しますが、全く同じ土地というものは、どこにも存在しないのです。
ですから、その土地が絶対に欲しいという人が二人現れると、その時点でオークションになってしまうのです。
オークションというのは、売人が最低価格を決め、参加者が徐々に落札価格を吊り上げて、最高価格を提示した者が落札するというシステムです。
つまり、欲しがる人間がいれば、いるほど、値段は跳ね上がるというシステムです。
ですから、土地の値段というものは、欲しがる人の数と、その人が土地取得に出せる金額によって決まるのです。

 そこで、欲しがる人の数と、その人が土地取得に出せる金額について考えて見ましょう。

 まず、土地を欲しがる人の数についてですが、これは日本全体で考えると減少傾向にあります
その理由は、来年以降、日本の人口が減少するからです。
以前お伝えしたと思いますが、日本は少子高齢化により、人口減少期に入ります。
例えば、以前流行った100人の村で考えてください。
村人100人に対して、家が80件しかなければ、家を買うには競争になります。
しかし、村人が99人、98人、97人・・・・、81人、80人となった時点で、競争せずにみんなが家に住めることになります。
そして更に、79人、78人、77人・・・・、と村人の数が減っていけばどうなるでしょうか??
当然、家は余りますよね。
そうなると、人気の無い家から、当然、空き家になっていきます。
つまり、将来の日本では、人気が無い辺鄙なところにある家は、誰も欲しがらなくなり、売れなくなるということです。

 また、土地取得に出せる金額については、両極端になります。
つまり、今までの1億総中流意識ではなく、金持ちと貧乏人に分かれるということです。
日本は、今までの横並びの社会から、実力主義の社会へと変貌しています。
その中で、実力ある者と無い者に分かれ、それに応じて金持ちと貧乏人に分かれるのです。
そして、ここで勘違いしてもらっては困るのは、金持ちと貧乏人の割合は5:5になるのではなく、2:8になるということです。
一部の金持ちが、大多数の富を独占するといういびつな社会構造になる訳です。
どうしてこうなるかの説明は、また別の機会にすることにして、この社会を100人の村で考え見ましょう。
金持ち20人が、良い家を競り合うのです。
1番良い家は、20人の金持ちで、2番目に良い家は19人の金持ちで、3番目に良い家は18人の金持ちで・・・・、19番目に良い家は2人の金持ちで競り合うのです。
そして、20番目に良い家は、最後の金持ちが入ります。
そして、21番目に良い家からは、80人の貧乏人が競り合うのです。
となると、20番目と21番目には、大きな格差ができる訳です。
つまり、20番目までは金持ち相手の家であり、21番目以降は貧乏人相手の家となり、中間の家を欲しがる人が無くなるのです。

 この2点を合わせると、将来の日本の土地は、金持ちが欲しがるような最高級の土地しか値上りが期待できず、ちょっと良いとか、少し便利とかいう程度の土地では、値上りが期待できないということです。
つまり、投資目的に土地を買うのは、金持ちしかできないということになります。
土地を買って家を建てろという土地神話は、高齢者層の間では、今も言われています。
しかし、将来を見据えれば、投資対象として買える土地は極一部、それも金持ちしか買えないような土地しかありません。
我々一般人が、土地で資産運用しようとするには、かなり難しい時代になったと言えそうです。


コーナートップへ戻る

トップページへ戻る


 本サイトは、個人的な経験及び考えに基づいて構成されていますので、その内容において、正確性、信頼性および利益性を保証するものではありません。ですから、原因のいかんに関わらず、当方では、一切の責任を負いません。また、本サイトの情報に基づいて行った投資行為その他の損害についても、一切の責任を負いません。投資その他の行為については、自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。投資の最終判断、最終責任は、全てご自身でお願いします。