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中学生の投資学
☆☆これから社会に出る子供たちのための投資講座☆☆



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第22回 投資信託の認識

 投資信託って、みなさん知っていますか。
ネットバブルのときに、N証券が日本株戦略ファンドと称して、1兆円の資金を集めたというあれです。
その後の日本株戦略ファンドはどうなったか知っていますか??
元本割れを起こして、100万円が60万円にまでなったそうです。
怖いですね〜。
今回は、投資信託についてお伝えします。

 投資信託というのは、基本的には株式投資と同じです。
ただ、株式投資と違うのは、銘柄選択をする必要がないということです。
ただし、投資信託の選択をするという必要はありますが・・・・。
投資信託というものは、証券会社が、ある条件に基づいて選択した複数の銘柄に対して投資することにより、リスクヘッジしようとする株式投資です。
例えば、高成長小型株ファンドというものがあります。
このファンドの投資先は、高成長が期待できる、まだまだ小さい企業ということです。
証券会社が自社で査定した、条件に合う数十社に対して分散投資します。
そのため、投資先の一社が倒産したところで、目を覆いたくなるような損失を被ることはありません。
こういう風に考えれば、投資先、つまり銘柄選択ができない初心者に対しては、格好の株式投資と言える様な気がします。
しかし、投資信託には、重大な落とし穴があります。

 それは、購入手数料だけでなく、管理手数料や解約手数料が取られることです。
例えば、購入手数料が取られるのはわかります。
株式でも売買手数料は取られますから。
しかし、管理手数料や解約手数料とはどういうことでしょうか。
管理手数料とは、通常、年単位で必要になります。
投資先の各銘柄の状況を見て、投資額を増減させたり、投資先を見直したりするための費用ということらしいです。
しかし、この管理手数料は、赤字でも支払わなければなりません
つまり、利益が出ていないのに、年間数パーセントが必要経費として取られるのです。
儲かっているならわかりますが、損してる、失敗してるのに手数料をよこせって言うのは、ヤクザな行為だと思いませんか。

 また、解約手数料とは、当然、満期になる前に投資信託を止めるときに支払う手数料のことです。
投資信託は、基本的には株式投資と同じです。
つまり、目まぐるしく変わる政治や経済の状況に、まともに影響される訳です。
それで、あなたが投資信託を購入して、「あっ、早まった。もう少し待った方が良い。」と思っても、簡単には解約できないということです。
売却手数料以外に、解約手数料が必要なのですから。
「あっ、早まった。もう少し待った方が良かった。でも、解約手数料を考えれば、このまま持っていた方が良いな。」と諦めて、どんどん値下がりするのです。

 投資信託は、証券会社が投資先を選び、効率的に運用しているように見えますが、現実としては、そうではありません。
証券会社としては、顧客が儲かるよりも、買付け、解約、売却してくれる方が、手数料が入ってきて嬉しいのです。
この手数料を稼ぐために、投資信託の運用成績を良くしようとしているだけだと考えて下さい。
私でしたら、投資信託はしません。
するなら、投資信託のパンフに書かれている投資先企業を、自分で個別に投資します。


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