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中学生の投資学
☆☆これから社会に出る子供たちのための投資講座☆☆



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第28回 経済的選択

 前回、資産運用に対する時間的な選択についてお伝えしました。
今回は、経済的な選択についてお伝えします。
経済的な選択と言っても、あなたの経済状況のことを言っているのではありません。
日本の経済状況のことを、言っているのです。

 現在の日本は、バブルの崩壊から、やっと立ち直りかけているというところです。
負の遺産を、10年以上かけて処理して、再出発を歩もうとしているときです。
いわば、病人がやっと退院して、自宅に戻ろうとしているようなものです。
それなのに、既に政府は、社会保障費を値上げして、国民に過度の負担を強いています。
また、増税という話を言い出しています。
やっと退院した人に、入院中の借金があるから働けと言っているようなものです。
確かに、国債は、先進国中、他に類の無い額にまで膨らんでいます。
しかし、それを膨らませたのは、一体誰の責任でしょうか。
バブルを生じさせたのは、誰の責任でしょうか。
結局、この十数年、誰一人、バブル崩壊の責任を取りませんでした。
これって、まともな国の姿でしょうか。
すみません、グチってしまいました。

 さて、日本はこのような国です。
私は、日本国民として、情けなく思っています。
まあ、感情的な問題は別として、あなたは日本という国が、これから立ち直ると思いますか。
それとも、このまま落ちぶれていくと思いますか。
将来のことは、誰も100%分かる人はいません。
でも、予想はできます。
あなたの予想は、どちらですか。
実は、この予想が、資産運用には、大きな意味があるのです。

 日本が立ち直ると予想するのであれば、日本は更に発展するということですから、日本国内に投資すれば良いのです。
反対に、日本が落ちぶれていくと予想するのであれば、日本の国力は衰退するということですから、日本国外に投資すれば良いのです。

国内に投資するのであれば、株式投資や投資信託をおススメします。
これからも、日本が発展するのに、わざわざ元本保証にこだわる必要はありません。
もっと、利率の良い商品を考えれば良いのです。
国外に投資するのであれば、外貨預金をおススメします。
日本が衰退するのですから、為替は必ず円安ドル高に動きます。
そうすれば、預金利率以上に、為替差益で儲けることができます。
また、それ以上に、リスクヘッジの役割を果たしてくれます。

 資産運用するのですから、「将来の日本がどうなるか予想もできない。」などとは言わないで下さい。
予想というリスクを冒すから、銀行預金よりも、はるかに効率が良い資産運用ができるのです。
この程度の予想もできないのであれば、資産運用自体を考え直した方が良いと思います。

 ちなみに私は、これだけ日本をこけ落としていても、最後には、日本は復活すると信じています。


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