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中学生の投資学
☆☆これから社会に出る子供たちのための投資講座☆☆



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第40回 確率(勝率)を意識する

 さて、今回から、更に重要な部分に入っていきます。
前回までで、株式投資で失敗する原因を簡単に説明しました。
しかしこれらの内容は、既に株式投資をしていて失敗している人には理解できることだと思いますが、まだしていない人には??ということだと思います。
ですから、これらの失敗を起こさないようにするために、そうならないための方策を、これから説明したいと思います。
まず必要なのは、株式投資で成功するためには、今まで意識したり、考えたりしていなかったことをすることです。
例えば、その一つが「確率」です。

我々が生きている普通の世界と、株式投資の世界で根本的に異なることは、確率を意識するか、しないかだと思います。
確率というのは、中学生のときに習っていると思いますが、サイコロを振って6が出る確率は、1/6というあれのことです。
多くの人が、確率は苦手だと聞きます。
現に、私が中学時代に教わったときでも、多くの友人は理解できないと言っていました。
学校でも、それほど必要という認識が無いようで、丁寧に教えていませんでした。
ところが、現実の世界では、これほど重要なものはありません。
何の保証も無く、自分の判断だけで生きて行くことを考えれば、確率がわからないと何の判断もできないのですから。

 例えば、よく言われる問題に、
 「8,000円を賭けて10,000円を得ようとする場合に、勝率が85%のときは、勝負すべきか否か??」
という問題があります。
みなさんは、勝負しますか??それともしませんか??
どちらが得だと思いますか??
正解は、勝負する方が得なんです。
勝負しなければ、8,000円は8,000円のまま終わってしまいます。
例えば、100回勝負を挑まれて100回とも見送れば、8,000円×100回=80万円が手元に残ることになります。
反対に勝負すればどうなるでしょうか??
80万円が100万円になることもありますが、0円になることもあります。
100回勝負を挑まれて、100回とも勝負をすれば、成功率85%ということですから、85回勝って、15回負けるということになります。
つまり、85回10,000円を受け取り、15回は無しということてです。
これを合計すると、10,000円×85回=85万円手に入るということです。
先の勝負しなかった場合と比べて、5万円多くなっているのに気付くでしょう。

 でも、100回も勝負できなければどうする??という人が居るかも知れません。
しかし、例え勝負が1回でも、やった方が良いのです。
それが確率論だからです!!
せっかく手元にある8,000円を、みすみす失うかもしれないような勝負を挑みたくは無いと思う人が多いでしょう。
でも、それは、機会の利益を失っているということに他ならないのです。
8,000円が10,000円になるチャンスなのです。
そして、このチャンスを生かさない限り、お金は増えないのです。
実は、株式投資というのは、このチャンスを無限に提供してくれるトコロだと思っても良いのです。
ですから、勝率の低いチャンスでは、勝負に出る必要はありません。
しかし、勝率の高いチャンスでは、勝負に出なければならないのです。
そして、そのためにも、この勝率を見極める目が必要なのです。


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