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中学生の投資学
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第47回 空買いと空売り

 信用取引の売買は、俗に空買い、空売りと言います。
現物取引のように、実際の株券をやり取りするのではなく、証券会社を通じて権利をやりとりするだけですから、投資家の元には実際の株券はありません。
だから、空(カラ)の買いと売り、つまり空買い、空売りと言います。
今回は、この信用取引の二種類について、説明したいと思います。

 まず、空買いというのは、証券会社から資金を借りて株式を買うことです。
反対に空売りとは、証券会社から株式を借りて売ることです。
わかります??
空買いはわかっても、空売りは難しいのではないですか??
空買いというのは、普通に現物取引をしているのと同じ感覚でできます。
実際、現物取引とは、取引きに関しては、何ら違うところはありません。
しかし、空売りは違います。
空売りは、将来、株式を買い戻して返却することを約束して株式を借り、持っていない株式を売ることなのです。
ですから、普通の取引きとは逆に動かなければならないのです。
普通の取引きでは、「買う→売る」ですが、空売りでは、「売る→買う」なのです。

 そこで、どうしてこんなややこしい空売りというものがあるのかと思われるでしょう。
それは簡単です。
株式の値段が下がっても、儲けたいと思う人がいるからです。
空売りすることにより、株式投資の下げ場面でも、儲けることができるからです。
しかし、これは、本当の株式投資ではなく、株式投機だと言う人もいます。
株式投資は、株式を購入することにより、インカムゲインを得ることだと考えている人たちです。
そういう人たちには、空売りは邪道なんです。
また、当然、企業としても、空売りは歓迎されません。
企業としては、株式は高いに越したことが無いからです。
それならどうして空売りをはじめとする信用取引があるのでしょうか??
この件は、次回に説明します。


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