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中学生の投資学
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第53回 RSI

 RSIとは、Relative Strength Indexの略のことで、日本でもRSIと呼ばれています。
その内容は、一定期間内の値幅変動における値上り幅が占める割合ということです。
 RSI = 一定期間内の値上り幅 ÷ 一定期間内の値動き幅

 試しに、5日間の値動きが、@+50、A+100、B−50、C+100、D−100とした場合の5日間のRSIを計算してみましょう。
まず、一定期間内の値上り幅は、プラスになっている日の数値だけを足します。
  @+50 + A+100 + C+100 = E+250

 次に、一定期間内の値動き幅を計算します。
これは、それぞれの数値の絶対値を足します。
  @50 + A100 + B50 + C100 + D100 = F+400

 そして、EをFで除した数値がRSIとなります。
  RSI = 250 ÷ 400 = 0.625 = 62.5%

 以上のことから、RSIは、最大値が100%、最小値が0%です。
RSIというのは短期売買の指標ですから、日数を減らせば減らすほど短期的な動きが見られると考えがちですが、そうではありません。
例えば、5日間のRSIであれば、5連騰すれば100%、5日連続して下げれば0%ということです。
6連騰でも、7連騰でも100%になってしまいます。
ですから、だいたい12日間のRSIを見るのが一般的です。

 RSIは、俗に、75%以上になれば売り、25%以下になれば買いと言われています。
しかし、25%を下回ったから即座に買いと考えてはいけません。
RSIの性質として、貼り付くということがあるからです。
25%を暫く下回り続けるということがよくあるからです。
ですから、25%以下になれば買いと考えるのではなく、買い準備と考え、RSIが明確に上抜けした段階で買った方が良いでしょう。

 また、RSIには、逆行現象というのがあります。
株価は下がっているのに、RSIは上昇しているというときのことを言います。
これは、明確な買いサインとして、知られています。
この現象は、簡単に言えば、計算式で加えられる日の数値が、除かれる日数値よりも好転していることで生じます。
つまり、例え株価が下げていても、その値下がり率が低下しているということを示しています
ですから、買いと言われるのです。


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