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中学生の投資学
☆☆これから社会に出る子供たちのための投資講座☆☆



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第54回 ボリンジャーバンド

 ボリンジャーバンドとは、ジョン=ボリンジャーが考案した統計学の手法を使って移動平均を加工したテクニカルチャートの1つです。
その数値は、確率の授業で教わった標準偏差から求めることができます。
標準偏差というのは、統計値や確率変数の散らばり具合を表す数値のことです。

 だから何??という声が聞こえてきそうなんで、ここでは細かい数値の説明をしません。
というのも、そんなことを知る必要は無いからです。
知っていなければならないのは、±1σという数値の間に、全データ中約68.2%が該当し、±2σという数値の間に約95.4%が該当するということです。
つまり、一銘柄の株価で考えると、2/3の期間は±1σの間に入り、19/20の期間は±2σの間に入るということです。
だから、1つの銘柄だけで考えれば、月に1度だけ上か下かどちらかに±2σを突き抜けるが、翌日には±2σ内に戻る可能性が高いということです。

 また、東証1部上場全銘柄数(約1,700銘柄)で考えれば、±2σ外にある銘柄は、85銘柄ということになります。
つまり、上下それぞれ42.5銘柄が確率的には常時当て嵌まるということになります。
しかし現実に毎日、この数値を求めていくと、42.5銘柄前後で推移しているのではありません。
+2σ超に300銘柄あったり、−2σ超に300銘柄あったりします。
つまり、そのようなときは、相場全体が買われ過ぎ、売られ過ぎになっていることを意味するのです。

 このようにボリンジャーバンドを求めることにより、銘柄単体が買われ過ぎているのか、売られ過ぎているのか、を知ることができますし、相場全体についても知ることができます。
基本的に、買われ過ぎれば売られ、売られ過ぎれば買われます。


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