| 9654 光栄の失望 |
| 2月21日(月)、8577日栄で100万円を超える大損をした私は、損失分を取り返すのに躍起でした。何とか取り戻さなければならないと思っていた私は、やはりゲーム株ということで、9654光栄を5,100円で1,000株仕込んだのでした。別に、名前が似ていたから仕込んだのではありません。その辺りだけは、誤解の無いように・・・・。 実は、9654光栄は、2日連続ストップ高している銘柄でした。前日までに、3,790円から、4,290円、4,790円となっていました。それは、当時の9654光栄は、東証2部上場銘柄で、2月末で東証1部に指定換えということでした。今の私なら、2日連続ストップ高している銘柄なんて、怖くて買えません。しかし当時は、ITバブルがはじける直前で、IT関連銘柄は、毎日のように暴騰していた時期でした。そこで何も考えずに、8577日栄を成り売りしたのと同時に、9654光栄を成り買いしたのでした。そして、素人の目論見どおりに、9654光栄は上げていきます。その日からの引値は5,200円、5,450円、5,800円と順調に上げ、5,500円、5,400円とちょっと調整しますが、2月28日(月)には、6,000円まで上げ、翌29日(火)には、ストップ高7,000円まで上げたのです。もう、そのときは、天にも昇るような気持ちでした。たった10日足らずで、190万円もの利益が出たのです。しかし、このときはまだ、この後大きく抉られるということを知りませんでした。 東証1部への指定換え銘柄は、基本的に指定換え前日に売るのがセオリーです。TOPIX買いは、東証2部上場最終日辺りに買われるからです。しかし、今でこそ、このような事実を知っていますが、当時の私は全く知りませんでした。よし、9654光栄も、20,000円や、と本気で思っていました。だから、翌3月1日(水)にも、会社に出勤するというのに、指値すらせずに出かけたのです。そして、魔の一週間が始まったのです。1日(水)こそ、6,900円で寄り付いたものの、引値は6,400円でした。帰って株価を見たら「へっ??」と思いましたが、単なる調整だと考え、明日になれば騰がるさ、という風に気楽に考えてしまいました。そして、2日(木)は、寄付きから大きく売られ、なんとストップ安の5,400円で寄付き、一時6,000円まで戻しましたが、引値は5,500円でした。大きく上ヒゲを引くという形になってしまいました。これには素人も、顔面蒼白になります。しかし、7,000円を見ていたので、5,500円では売れない、もう一度戻るだろうと楽観視したのです。しかし、現実は、必ず希望を裏切ってくれます。3日(金)には、とうとう買値を下回ってしまいます。5,300円で寄付き、5,490円まで買われましたが、結局、5,000円まで売られたのです。とうとう含み損のレベルまで落ちてしまったのです。こうなると更に売れません。悶々とした気分の中、週末を過ごし、6日(月)を迎えます。この日は始値こそ5,200円でしたが、一時は4,460円まで売られ、引値は4,660円でした。素人は、そろそろ反発局面だと期待しましたが、株価はその期待もまた裏切り、5,000円を切るレベルと落ち着いてしまったのです。 そんな素人に、一つの幸運が訪れます。それは、9654光栄もまた、3月末で1:1.3の株式分割を発表したのです。その結果、株価は5,500円程度まで戻しますが、素人は、欲張って全く売らずに持続してしまいます。夢の7,000円が忘れられなかったのです。分割後にまた騰がると勝手に希望を持ったのでした。しかし、この希望は半ば当たりました。分割権利落ち後、9654光栄は騰がったのです。そこで素人は、3月30日(木)に、4,800円で500株を処分し、残り500株と子株に望みを託したのでした。しかし結果は・・・・・。残りの500株は5月31日(水)に3,200円で撤退を余儀なくされたのでした。 その後、子株300株はどうなったかと言うと、一年後の2001年2月28日(水)に3,690円で処分したのでした。結局、9654光栄の損益は、{(4,800円×500株)+(3,200円×500株)+(3,690円×300株)}−(5,100円×1,000株)=7,000円の利益だったのです。これって、手数料分も出てないってことですよね。アホな野望(妄想版)を見ずに、4,800円で全親株処分したら良かったんですけどね。 |
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