株式投資体験記
☆☆今までの株式投資の成果というよりも・・・・・☆☆



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1866 北野建設の甘美

 8848レオパレス21で成功した青二才は、次のターゲットとして選んだのは、7964セガ・エンタープライズでした。実は、この7964セガ・エンタープライズは、テクニカル的には下降トレンドにあり、完全な買い場ではなかったのですが、正月の暴騰劇を忘れられなかった青二才は、テクニカル指標を強引に解釈して、5月22日(火)に、2,840円で500株仕込んだのでした。

 ところが、元々、強引に仕込んだのですから、上がる訳がありません。続落し続けます。そして、6月1日(金)には2,200円で500株難平買いします。しかし、その青二才の悪足掻きも虚しく、下値、下値を目指していきます。そして、青二才がふと、我に返ったときには、2,000円目前の水準まで下げていたのでした。それで青二才は、少しリバウンドした6月13日(水)に、2,155円で撤退したのでした。2,155×1,000株−(2,840円×500株+2,200円×500株)=△365,000円を損したのでした。

 7964セガ・エンタープライズで、テクニカル投資法に失敗した青二才は、何の根拠も無しに、やっぱりテクニカルではなくデイトレだよなと判断しました。たった一度、テクニカル投資に失敗しただけで、過去、幾度と無く失敗し続けているデイトレに戻るのは、バカとしか言えません。ところが、青二才は、そのバカなことをした訳です。

 今度こそはデイトレで大成功しようと、分不相応なことを考えた結果、青二才が選んだ銘柄は、当時、仕手株と言われていた1866北野建設でした。当時の1866北野建設は、220円台から一気に買われて、暴騰している途中でした。青二才は、無料の情報提供サイトで、1866北野建設の存在を知り、仕込もうかどうしようか迷いました。テクニカル的には、当然、買えるような銘柄ではありません。たった4日間で300円までの+80円という急騰を演じていたのです。過熱感の極地という状態でした。そのチャートを見て青二才は、パソコンを前に、仕込むかどうか悩みました。そして、止めようかと思った瞬間、無料サイトの一文が、青二才の心を動かしました。つまり、サイトには、「危険度は高いが、本尊はまだ逃げていないので、上値はある。」と書いてあったのです。この一文で、青二才は、仕込む決心をしたのでした。

 この日、青二才は、出勤する前に、1866北野建設に成り買い10,000株を入れました。もし、下げれば、直ぐに逃げようと腹を括って注文を出しました。始値は前日比+10円の310円で寄り付きます。そして、青二才は携帯電話で、株価を見ながら仕事をしていました。と言っても、四六時中携帯電話を見ていられる訳ではなく、始値を確認した後、9時30分、10時と株価を確認しました。1866北野建設は、青二才が怖れていた急落は演じませんでした。寄り付き後、直ぐに305円という下値を付けましたが、その後はジリジリと上げていました。そして、10時30分です。青二才が再び携帯電話で株価を確認したのは。そのとき、青二才の目に飛び込んできたのは、345円という株価でした。思わず、青二才はガッツポーズを、会社のトイレの中でしてしまいました。そして、青二才は、前引け直前に、347円に指値をして撤退したのでした。青二才が347円で指値したのは、当然、7964セガ・エンタープライズの損失を考えてのことです。(347円−310円)×10,000株=+370,000円の利益となり、7964セガ・エンタープライズの損失と、相殺できたのでした。

 結局、この日の1866北野建設は、高値は360円まであり、引値355円でした。しかし、青二才は、この結果に満足でした。なんと言っても、たった1日で37万円を儲けられたのです。仕手株のデイトレは儲かると、青二才は有頂天になりました。しかし、この成功が、後の青二才の一生を左右する悲劇の幕開けになったことを、当然、青二才は、知る由もありませんでした。


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