アクセス解析CGI

株式投資体験記
☆☆今までの株式投資の成果というよりも・・・・・☆☆



トップページへ戻る

コーナートップへ戻る


6872 日本コーリンの偏愛

 さすがの青二才も、ようやく自分には短期投資は向かないと気付きました。株式投資を始めて2年、累積損失900万円余り(体験記では、全取引を書いていないので、ズレはあります。念のため・・・・。)となったときでした。持ち金の60%を失い、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら青二才はやってきたのですが、やっとのこと、自分に才能が無いということに気付いたのでした。しかし、ここで止めるわけにはいかないとも、青二才は考えました。せめて、失った900万円を取り戻してから止めようと、考えました。そして、青二才は、今度こそ、本当に、長期投資にチャレンジしたのでした。

 本当に売らない、絶対に長期で持ち続けると、青二才は決めました。今度の青二才は、前回の青二才と違っていました。その証拠に、1銘柄に絞るような投資はせず、安全性を重視して、分散投資にすることにしたのでした。そして、青二才は、仕込む銘柄を探しました。ところが、ここで青二才は、根本的な過ちを犯したのでした。それは、長期投資と短期投資では、仕込む銘柄が違うということを、知らなかったのです。

 平成13年10月18日(木)、長期投資の第一陣として、6758ソニーを4,900円で100株、6872日本コーリンを11,600円で200株仕込みました。1週間後の25日(木)には、第二陣の本隊として、2102台糖を350円を1,000株、5631日本製鋼所を174円で3,000株、7964セガを2,285円で200株、8881日神不動産を1,250円で400株、9815カテナを709円で1,000株、9694日立ソフトを5,990円で100株仕込みました。更に、29日(月)には第三陣として、8322あさひ銀行を125円で4,000株、9110新和海運を80円で6,000株、少し経った11月20日(火)の第四陣には、4112保土谷化学を160円で2,000株、6972エルナーを320円で1,000株、9861吉野家D&Cを191,000円で1株を仕込みました。仕込んだ一覧を見て青二才は、ハイテク関係が少ないと考えて、11月28日(水)に7282豊田合成を1,620円で200株で買い足しました。

 じつは、これらの銘柄の多くは、当時、短期投資銘柄として、推奨されていたものでした。例えば、2102台糖は免疫抑制剤・TFY-720の材料、は4112保土谷化学は有機EL、7964セガはゴールドマンの強気リポート、6972エルナーは自動車用コンデンサーで業績急回復、9110新和海運は今では当たり前の中国関連銘柄などなどでした。今から思えば、材料が早すぎたということでしょうか。9110新和海運が中国関連で跳ねたのは去年ですから、3年ばかし、買うのが早過ぎたのでしょう。

 ここでも、青二才は、6872日本コーリンにこだわりました。どうして青二才は、ここまでに6872日本コーリンに執心するのか。それは、インターネットが日本に入り始めた頃、青二才が考えたビジネスモデルを実現できる会社だと、感じていたからでした。

 インターネットが日本に入ってきた頃は、誰もインターネットの使い方を知らないので、青二才はサービスモデルを作ってインターネットを、売っていました。その中で考え付いたのが、自動で生体情報を送信するという、予防医学システムでした。青二才は、歴史好きだったので、江戸時代の名医は、将軍の腕に糸を結び、その糸に伝わる脈拍で、あらゆる病気を判断したと知っていました。更に中国では、これを脈学と言って立派な学問に体系だてられていました。青二才は、センサーで脈を読み取り、ネットを通じてコンピュータで解析し、問題があれば本人とか、登録された親族、医師等に連絡するというシステムを考えていました。それを実現できるのが、6872日本コーリンだと考えたからです。絶対に、この会社は伸びると青二才は、確信していました。

 運が良いことに、6872日本コーリンは、10月末で1:2に株式分割をしました。これから爆上げと青二才は期待したのですが、青二才の期待も虚しく、6872日本コーリンは7,000円前後を行ったり来たりするだけでした。それでも長期投資ということで、青二才は持続し続けました。ところが、半年後の4月25日(木)、突如として悪夢が青二才を襲いました。それは、同業他社である6960フクダ電子6872日本コーリンと同じ脈派検査装置を開発したと日経新聞に報じられたのでした。報じられた当日は、株価に動きがあれませんでした。しかし、その翌日の26日(金)、一気に株価は崩れてしまいました。7,000円台を保っていた株価は、6,500円前後まで売られたのでした。青二才は、「ドル箱商品の悪材料は売り」というマイルールに従って、4月26日に6,500円で撤退したのでした。(6,500円×400株)−(11,600円×200株)=+280,000円の儲けでした。

 その後、6872日本コーリンは、6960フクダ電子との競合から、無茶な拡販方法を取り、優良企業から、一気に債務超過に陥り、産業再生機構の支援を受ける破目になったのです。青二才は、本気で、6872日本コーリンへの転職も考えていた時期がありましたから、この倒産は、色々なことを青二才に教えてくれたのでした。


コーナートップへ戻る

トップページへ戻る


 本サイトは、個人的な経験及び考えに基づいて構成されていますので、その内容において、正確性、信頼性および利益性を保証するものではありません。ですから、原因のいかんに関わらず、当方では、一切の責任を負いません。また、本サイトの情報に基づいて行った投資行為その他の損害についても、一切の責任を負いません。投資その他の行為については、自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。投資の最終判断、最終責任は、全てご自身でお願いします。