| 6302住友重機械の早切 |
三流投資家は、デイトレ訓練中、やはり有望銘柄が出れば、それはそれで仕込まないとダメだよな・・・・、と欲が出始めました。デイトレは訓練として、利益を追求しないことに、欲求不満が生じていたのです。そこで三流投資家は、デイトレとは別口座のお金で、スイングトレードをすることにしました。ただ、これまでと違っていたのは、仕込みは100万円/銘柄というのを厳守することでした。どんなに有望と思っても、100万円内とすると決めたのです。投資家として3年目。三流投資家も、牛歩ながら成長していたということです。 そして、そんな三流投資家が最初に選んだ記念すべき銘柄は、6302住友重機でした。6302住友重機は、名前の通り、住友グループの重機械メーカーで、機械セクターの本格回復を目前にして、注目銘柄として取り上げられていたのです。更に、三流投資家の頭には、住友グループだし、株価は100円台だし、大きく下げることは無いだろうという考えが浮かびました。そこで、4月23日(火)に、108円で10,000株を仕込んだのでした。 そうしたら、6302住友重機はその日中に買われるのです。高値114円、引値112円となり三流投資家を喜ばしました。ところが、喜ばしたのはそれだけで、そこから再びダラダラとし始めます。引値は、112円、111円、110円、108円、108円となり、三流投資家の買値である108円を下回るところまで来ていました。当初は、105円を損切りラインに決めていた三流投資家は、この動きを見て、明日も108円なら撤退しようと決意しました。ところが、その決意が6302住友重機に伝わったのか、翌日である5月2日(水)は、114円まで買われ、連休明けの7日(火)には121円と120円台まで乗せてきたのです。三流投資家は、連休明けということで、これからの更なる上昇を期待しました。 ところが、連休明けから、日経平均に勢いがなくなってしまったのです。一気に、相場全体に閉塞感が漂い始めてしまったのです。6302住友重機も例外ではなく、120円、120円、122円、118円、117円、121円とダラダラし始めます。この間の日経平均は、天井を形成したような動きになっていたので、6302住友重機も、しょうがないという状況でした。三流投資家は、最初は強気でした。ところが、調整の動きの中で、一気に弱気へと傾斜してしまいました。三流投資家は、いつ急落するかもしれない、いつ含み益が飛ぶかもしれない、という恐怖に駆られたのです。そして、16日(木)、日経平均は続伸したのですが、6302住友重機は前日引値より低い値でウロウロしていたのです。波に乗り遅れていると感じた三流投資家は、我慢できずに、後場開始直後に120円で撤退したのでした。(120円−108円)×10,000株=+120,000円の利益でした。 ところが、6302住友重機は、後場の引け間際より買い上げられ、この日は122円で引けたのです。三流投資家は失敗したと感じました。ところが、その失敗は、序章に過ぎなかったのです。結局、6302住友重機は、翌17日(金)から上昇し始め、6月6日(木)には、163円まで買われたのです。本格上昇する前日に売ったというところが、三流投資家の証だということです。当然、この結果に三流投資家は・・・・・、言葉を失いました。 |
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