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株式投資体験記
☆☆今までの株式投資の成果というよりも・・・・・☆☆



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6872日本コーリンの愚行

 資産を確実に減らしていった三流投資家にとって、唯一の心の和みとなったのが、実は株主優待でした。配当金や株主優待などには目もくれず、ただ、ただ、キャピタルゲイン目当ての投資を続けてきた三流投資家にとっては、実に皮肉な状況だったのです。投資を始めた当初は、三流投資家の元に配当金通知書が郵送されてきても、三流投資家は放置していました。受け取りの催促状が来ても、放置していました。配当や優待などという低レベルな投資はしていないと、あくまでキャピタル目当てだと、三流投資家は粋がっていたのです。しかし、現実とは裏腹に、大きく損をし続けて、何ら実りの無い投資を継続していたのです。そして、その殺伐とした投資経験の中での唯一のオアシスが、株主優待だったのです。

 三流投資家が持っていた銘柄で唯一優待を発行していたのは、今は無き6872日本コーリンでした。その内容は、「全株主に対して、『日経ヘルス』という雑誌を、毎月郵送する」というものでした。郵送されてきた当初は、三流投資家は、何の感慨も持っていませんでした。こんな雑誌なんか要らん、と思っていました。ところが、三流投資家の妻は、その雑誌を見て喜んだのです。その雑誌が毎月来るのが楽しみだ、と三流投資家に言っていたのでした。そこで、三流投資家は、妻のために6872日本コーリンの権利確定しようと考えました。 ところが、先のネガティヴニュースを受けて、既に三流投資家の手元には、6872日本コーリンはありませんでした。(「6872 日本コーリンの偏愛 」参照)そこで三流投資家は、6872日本コーリンの権利落ちの状況を調べ、大きな下落が無いと確認して権利を取ろうと決意したのでした。そして、5月28日(火)に6,600円で購入し、29日(水)に6,690円で売却したのでした。(6,690円−6,600円)×100株=9,000円の利益でした。

 ところが、約定明細書が到着して確認すると、両取引とも受渡日が6月3日(月)になっています。受渡日は4日後だったはず、それ以上に、異なる日に売買しているのに、どうして受渡日が同じになるのか、三流投資家は理解できませんでした。そこで、証券会社にメールで苦情を送ったのでした。約定日が異なるのに、どうして受渡日が同じなのかと・・・・・。そして、その回答は、メールで丁寧な文章で返って来たのです。内容は、みなさんもご存知の通り、権利確定日に関しては、受渡日が5営業日前になるというものでした。三流投資家は、この日初めて、この事実を知ったのでした・・・・・。

 結局、この取引は、全く意味の無いものとなってしまいました。ただ、唯一の救いは、この売買で損をしなかったことと、受渡日が変わる事実を、最小限の被害で知ることができたことでした・・・・。


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