| 8029ルックの仕手 |
二流投資家は、復活を期して誓ったことの中に、仕手株は扱わないというのがありました。仕手株は、自分の実力では扱えない、損するだけということで、敢えて無視していました。ところが、この頃の相場は、仕手株が相場を主導している状況でした。某大物仕手筋が復活するということが雑誌で紹介され、以前その仕手筋が手掛けた銘柄がストップ高するというような状況でした。 実は、二流投資家は、二流投資家が契約している情報サイトから、その仕手筋の復活を雑誌よりも早くに聞いて、知っていました。そして、その仕手筋が中心銘柄に据えるであろう銘柄として、8029ルックの名前も知っていました。二流投資家が始めて聞いた頃の8029ルックは、250円前後の銘柄でした。しかし、二流投資家は、仕手株には手を出さないと決めていましたから、8029ルックには見向きもしませんでした。ところが、あれよ、あれよという間に8029ルックは上昇し、とうとう倍増の500円台にまで突入してきます。そして、更なる上値があるとサイトで紹介される度に、二流投資家の決意は大きく揺らぐのです。そして、とうとう、二流投資家は買いたいという欲望に負けてしまうのです。 しかし、このときの二流投資家は、ただ単に欲望に負けてしまった訳ではありません。 @日経平均が上昇を始めた段階で、全体的に下値不安が無い状態で仕込む。 A小刻みに売買する。 Bまた、少なくとも買値を下回った段階で、確実に損切りする。 これらを鉄則として、仕手株に臨んだのでした。そして、3月19日(水)に524円で2,000株を仕込んだのでした。 すると8029ルックは、その日から面白いように騰がっていきます。終値ベースで、543円、565円、586円、602円、628円、660円と騰がって行きます。そして、二流投資家は、当初決めたように小刻みに行こうと、ちょっと騰がり過ぎだと思った28日(金)に+150円となる674円で指値撤退したのでした。(674円−524円)×2,000株=+300,000円の利益でした。 二流投資家にとっては、十二分過ぎる程の成功でしたが、実はこの成功は、今後ある大成功の小さな序章に過ぎなかったのです。 |
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