| 錬丹術というものは、古代中国で盛んに研究された薬学の一つです。長寿の秘薬や不老不死の秘薬を生み出す学問として、中国では盛んに研究され続けていた学問です。 秦の始皇帝が不老不死の秘薬を求めて、徐福を東海の海に派遣したというのは有名な話です。また、始皇帝は、不老不死の秘薬にちなんで、笑い話のような、実話を残しています。不老不死の秘薬を作れるという仙人が始皇帝の前に現れて、始皇帝は、その秘薬の製法を家臣に教えるようにと、大金を払って命じたこともあります。しかし、この仙人は、製法を教える前に死んでしまいます。怒った始皇帝は、家臣に対して、教わるのが遅かったから死んでしまったといって、秘薬に関わった家臣を皆殺しにしてしまいます。 この時代に、不老不死の秘薬と思われて、実際に服用されていたのは、実は「水銀」でした。金属であるにも関わらず、常温で液体であり、化学的にも安定していて、美しく輝き続けるというところが、不老不死を連想させたということです。実際、中国歴代皇帝の多くは、不老不死の秘薬として、水銀を服用していました。その結果、水銀中毒と思われる症状で、命を落としたと思われる者もいるほどです。 この古代の錬丹術師達は、不老不死の秘薬こそ生み出すことはできませんでしたが、現代でも広く知られている漢方薬や東洋医学の発達に寄与しました。気の流れや、ツボをはじめとする針灸、整体などに、大いに貢献したのです。 現代では、錬丹術という言葉は、殆ど聞かなくなりました。錬金術という言葉は聞きますが、錬丹術という言葉は聞きません。多くの書物では、錬金術の一つとして、錬丹術を紹介しています。しかし、ヨーロッパでは、錬金術が研究されたことによって近代化学が発達したのと同様に、中国では、錬丹術が研究されたことによって東洋医学が発達したのです。この二つは、似て非なるものと私は考えています。このサイトでは、長生きするためには、精神的に鬱屈していては無理だと言うことで、精神の開放を錬丹術として紹介したいと思います。人には様々な息抜きとか、気分転換とかあると思います。物事に対して、どのように考え、どのように捉えれば精神が開放されるかを紹介したいと思います。 精神的「自由人」を目指して、自分に合った錬丹術を探しましょう!! |
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